インポート食器販売で創業
1996年に神戸・六甲アイランドで生まれたわずか5坪の「Rue de Gallary(リュードギャラリー)。これがクロシェの1号店。
美術品商社のバイヤーだった沼部美由紀が26歳で独立開業した食器店です。「ほかで買えるものは売らない!」とのポリシーのもと、有名ブランド食器は一切置かず、ヨーロッパの家庭でごくごく普通に使われていた普段づかいの食器たちを店頭に並べました。そんなレアなセレクトが、神戸や芦屋に暮らすリッチでおしゃれなお客さまの心をつかんで、お店はいきなり大繁盛!
もちろん売り方も工夫しました。「きれいにディスプレーするだけじゃ売れない!」と、店頭イベントを強化。中でもヒットしたのは「梱包解体即売イベント」です。ヨーロッパから船便で商品が届く日時をあらかじめ告知し、お客様の目の前で梱包を解いて即売するのです。カラフルな食器があらわれるたびに歓声が湧き、飛ぶように売れてゆく。モノがいいだけじゃなく、鮮度バツグンでとびきり楽しい!お買い物をエンターテインメントにしてしまうサービス精神は、創業時から変わらぬ「クロシェらしさ」の原点です。